だー

[定期更新]キムラです
blogまで過疎ってて、担当としては悲しいばかりです…。

先日ゼミで取り上げた「戦略とはなんぞや」ということについて、少し自分なりに消化しました。
というか、伊丹先生と三品先生が書いていらっしゃることの劣化コピー版が自分の頭の中で出来上がりました。焼き直しです。

伊丹先生がおっしゃるには
あるべき姿をイメージして、そこへのプロセスを考えた上で、今の自分を見返して、実現のためにどうすればいいかを考える。その一連が戦略。実際に下す個々の手は戦術。

三品先生がおっしゃるには
戦略は発生している不確実性に対してとった行動の連続的な繋がりを後で振り返ったときに見えてくるものであって、戦略とは最初から決めて行くものではない。最初から決めてかかるものは計画。


日常生活の中でも一応、何をどうしようかという「計画」はある。でもこの「計画」の組み合わせが戦略、というわけではない。なぜなら計画は状況がどうなろうと遂行をするものだから。不確実性に合わせて見直しはするけれども、本質的には外部的な要因とは切り離して行う事柄。


一方で、戦略は不確実性に対して選ぶ何枚かの行動カードの並び具合なのかな。
という咀嚼をしています。


行動指針というか、ガイドになるような大筋を決めるのはいい。でも、どんな情報が飛び込んでくるかは次の瞬間までわからないわけで、その飛んできた弾を避けるのか、受けるのか、跳ね返すのか、たたき落とすのか。
その判断をする際に、自分自身に筋が一本通っていれば(観が確立していれば)、瞬間瞬間の判断であっても連続的に見た時に浮かび上がるものがある。その浮かび上がったものが戦略、なのかな。
であるからこそ、戦略は人に宿る、と。

それにしても奥義は難解です…。