大古です。


浅沼くんの日記に書いてあったように、もうそろそろシュウカツが本格始動しますね。
私があれこれ言うのもナンですが、就活は楽しんだモン勝ちだと思います。
私も年内〜一月あたりは不安や恐怖の方が強く、半ばウツ状態でしたが、三、四月あたりになると会社を回ることや人事の方々と話すのが楽しくて仕方がありませんでした。
就活は続けていくうちに慣れるので、活動が本格化するに従い緊張感もほぐれ、楽しんでやろうという気概が生まれるのではないかと、個人的には思います。


そういう時期だからでしょうが、録画してあった数日前のWBSを観ていたら、面白い特集をやっていました。
「鉄鋼業界の後継者問題」というやつです。
中国特需や自動車用の高級鋼材などで鉄鋼業界自体は好調なのですが、学生にはあまり人気が無いらしく、2007年以降の団塊大量退職に備えてイメージアップを図っているそうです。


「メタルは、イケてるのか?」


というでかいポスターが工事中の国立駅にもありましたが、あれも業界一丸となってのPR活動の一環なのだそうです。音楽のメタルとかけているようですが、かなりユニークなデザインでした。

「メタルは、イケてる!」とはしない(できない?)ところが、鉄鋼業界の逡巡や苦渋を暗に示しているかのようで、なかなか興味深いところです。
しかし鉄鋼業は、金融等サービス業とは違って日本の企業の中にも国際競争力を持つものが多い産業です。疑問形にしてそんなに卑下しなくても、十分「イケてる」とは思いますが・・・やはり学生にとっては身近ではないんでしょうか。今も昔も「産業のコメ」として重要な産業ですし、今後の人気復活に期待したいところですね。


そういえば、「メタル」はどうか分からないけども、「はぐれメタル」はかなりイケてますね。