木村です

ちょろっとビッグサイトでやってる技術展に行ってきました。
WPCとSecurity Solutionとe-documentとBiz Innovationという、
IT絡みのイベントが一堂に会してるヤツなんですが。(日経BPが主催)
感想としては
「うわー、この業界に来年からいるハズだけど何やってるのかサッパリわかんねぇ」
でした。わからない、というのは技術的なタームがさっぱりわからないということなんですけど。サーバーがブイブイ動いてるのは面白いんですが、いかんせん全て電気信号なんでチカチカするLEDを眺めるのにも限界があります。
でも
「どこの会社も似たようなところに食い扶持探してるんだなぁ」
というのも率直に思いました。提供しようとしているサービスは図付きで解説してくれるので、大体わかるんです。
ITでビジネスソリューションをやろうとすると、どうもサービス内容自体が似通ってくる気がしてなりません。それはだいたいサーバーにしてもストレージにしても提供できるベンダーが数える程しかいないから、というのが大きいのですが。同じ商材使って、同じように世間で騒がれるニーズに対応しようとしてたら、同じようなサービス(製品)しか出てこない、と。
実際は信頼性(ブランド)とかアフターサービス(サービス)がが違うんでしょうけど。
製品差別化が難しいからサービスと価格の差別化に業界全体として走ってるような印象でした。
圧倒的に強い大手が幾つかあるので、同じモノで勝負したら中小は一掃されてしまいます。で、今のような旧電電公社系列を頂点に下請けピラミッドがあるんでしょうが。
そういうデスマーチ予備軍に組み込まれないためにも、新しい食い扶持を順次発掘していかないと正直厳しいんだろうなぁと。他の商社系ITが大量にSEを抱えて保守メンテで稼ぐ中、自分の内定先にはそんな規模も体力も無さそうなので、いかにして「戦わずして勝つ」のか。一応自分はSEをやるために入るわけではない(予定)ので、頭を使うとしたらそっちに使ってなんかの役に立つといいなぁ。
ということを考えた1日でした。うーん難しい。